中国のRyze Tech というメーカーの小型ドローンを購入しました。
購入しようと思った理由は、いつもどおり
プログラミングできる!
ということ。
しかし、それ以上に大きな理由がございまして、それは、
オプティカルフローセンサーがついているということです。
オプティカルフローとは、室内で飛行する際、
ホバリング安定性が抜群によくなる秘密兵器のようなセンサーです。
原理は簡単で、人間が目で見るのと同じように、
機体下部に備わったカメラで、常時地面を監視しています。
上から地面を見ていれば、自分(機体)が右に動いたか、左に動いたか、わかりますよね。
一般的に空撮で使う=室外で使う機体とちがい、
室内向けのトイドローンはGPSがついていません。
その分、今までのトイドローンって、実は
ホバリングが一番難しかったんです。
ホバリングが難しいと何が悪いかというと、
プログラミングに向いていないんです。。
なので、今まで実質プログラミングに向いている機体は
DJI, Parrotなどの室外用の空撮機を買うか、
はたまた自作するしかなかったのですが、
このTelloは、そんな常識を覆してくれるのではないか!?
とかなり楽しみに商品の到着を待ちました。
そして、4月中旬にようやく商品が届きました!!
DJIと、Intelはいってる! のアピール。
申し分のないスペックです。値段に釣り合わない異常なハイスペック。
右下にスクラッチのロゴが!
開けると、中身はこんな感じです。
ガード付きの本体、バッテリー、説明書、替えのプロペラ4本と取り外し工具、
そして、シリカゲルです!
トイドローン感のない、洗練されたボディですね。
前から。
フロントがカメラと、その横にLEDのインジケータがついてます。
後ろから。
素材から形状から、全てが美しい。
そして、肝心のオプティカルフロー
と思われる機体下部。
この後、iPhoneで専用アプリをダウンロードし、
テスト飛行させてみましたが、とにかく、、すごい!!!感動の連続です。
ハッキリ言って期待を遥かに超えてきました。
というのも、所詮トイドローンなので、
Parrot Bebop2 ほどは性能は良くないだろうと思っていましたが、
まず、映像がほとんど乱れません。
映像はWiFiでUDPかなんかで飛ばしていてParrot Bebop2と
あまり変わらない形式のはずなのに、Bebop2より綺麗じゃん。。
(iPhoneの操作画面の話なので、解像度はもちろんBebop2のほうが高いと思われます。)
あと、映像のレイテンシーがほとんどない。
一体こんな小さい機体のどこに、こんなに高性能なWiFi + ビデオストリーム
の仕組みがあるのか不思議です。
また、もう一つすごいのが、飛行安定性です。
一番すごいと思ったのが、着陸時。Bebop2は、結構激しく地面に
ドカンと豪快に音を立てて着陸するのですが、Telloは、とても細かくスロットル調整が効いて
ほんとに、スッと着陸します。
これら、おそらく優秀なフライトコントローラー&CPUのなせる技だと思うのですが、
ここらへんがDJI + Intel の結晶なのかもしれません。
とにかく、こんな高性能な小型ドローンが
1万円前後で買えるとは、5年前はおろか、1年前でも
想像できなかったです。ほんとに技術の進化はおそろしい。。
プログラミングに関しても、Macから飛ばせるようにしてみましたが、
プログラミングもとても楽しいです!!!!!
別途公開したいと思いますので、楽しみにしてください。
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